災害対策用井戸を見学しました

2013年9月9日 22時29分 | カテゴリー: 活動報告, 環境・ごみ, 防災

小金井市内の小中学校14校のうち5校の校庭が芝生になっています。

散水用に井戸が掘られていて、これを災害時には市民が使えるように位置づけてほしいと、これまで生活者ネットでは求めてきました。今回、実際に使うことができるのか確認するために本町小学校を訪ねました。

 案内してくださったのは、用務主事の佐藤さん。たいへんていねいに説明してくださいました。

 地下80mまで掘った井戸から汲み上げられる水。タンクには8t程度を貯留しています。芝生への散水は、決められた時間に自動で行われるそうです。

タンク裏にある蛇口。地下水100% おいしい!

 

タンクの裏側に蛇口がありました。必要な時には、ここから水をとれるわけですね。年に2回水質調査を行い、飲み水として使うことができます。

本町小の井戸は最初、地下40mからくみ上げていたそうですが、涸れてしまったため80mまで掘り下げたとのことでした。

 

本町小には地下水タンクのほか水道水を貯留するタンクが2基あり、30t程度は汲み置きができるとのことです。

 人が生存するために一日に必要な水の量は約3ℓと言われています。本町小の学区域内に住むおよそ1万人が水を求めに行けば、1日でなくなってしまう量です。備蓄倉庫にも水は入っていますが、これにも限りがあります。水道が止まってしまって汲み置きの分を使ったとしても、井戸水を汲み上げることができれば当面の飲料水を確保することができます。防災倉庫に発電機が入っていますが、災害対策井戸用に予備電源があれば、なお安心です。太陽光発電にするのも一案です。倉庫内の発電機は地域にある災害対策用井戸の汲み上げ用補助電源として使用する可能性も増すでしょう。

 

 

「時間があるなら、冷やした井戸水がありますから飲んでいってください」と誘っていただき、最後に井戸水をごちそうになりました。

 

井戸水と井戸水を使って沸かした麦茶

こうやっておいしいお水をいただけるのも、雨水浸透ますの設置など雨水を地下に戻す取り組みを続けているから。これからも地下水を活かしていくために、市民のできること、行政のやるべきこと、それぞれの役割を果たしていきましょう。