私立幼稚園の就園奨励補助金の未支給問題は継続審査に

2013年9月26日 23時32分 | カテゴリー: 子ども, 議会報告

市議会では9月12日に厚生文教委員会が開催され、2件の議案と2件の陳情のほか、市当局からの行政報告がありました。

 

陳情2件はいずれも、住民税の年少扶養控除の廃止にともない、私立幼稚園の就園奨励補助金が受け取れなくなった問題の是正を求めるものでした。 

この問題は保育園の保育料でも問題となり、1年近い経過を経てようやく今年2月議会で是正されました。12日の委員会では陳情を提出した保護者から陳述がありましたが、それによれば11万円の補助金が削減されたそうです。 

市当局によれば、文部科学省の通知に従って就園奨励費を算定したところ、補助の対象外からはずれた人は19人、支給額が減ったのは9人で、計28人にマイナスの影響が出ました。一方、対象外だったのが対象となったのが26人。16人では増額となり、42人にはプラスとなりました。

それぞれの家庭ではおカネのやりくりに追われる中、国の制度変更によって、一気に11万円もの減額になるというのは厳しい話です。「子育て支援」にもまったく逆行します。

保育園や学童保育のように、組織的な会を持ちにくい幼稚園利用の保護者が、しくみの是正を求めて声をあげたことは画期的なことだと思います。

稲葉市長は「財政状況が厳しい中で、公平公正な税の執行を考えなければならない」という答弁でした。しかし、子育てを応援するどころか、冷や水をかけるような対応は何とかならないものでしょうか。陳情はいずれも継続審査扱いになりました。