立憲主義≧民主主義 その2

2014年5月15日 06時03分 | カテゴリー: 市民参加, 憲法, 活動報告

 「学校で憲法って習ったっけ?」
 そう思う人は多いはずです。学校が教えるのは「今の憲法の柱は、国民主権、基本的人権の尊重と平和主義」くらいでしょう。それ以上にていねいに学習する機会は、残念ながらありません。知る機会のないまま、私たちは法律を作る力を持つ人を選ぶ権利を得ているのです。

 

見方を変えてみる

 「国民がいて、国家がつくられる」と考えてみましょう。憲法には「国民主権」「基本的人権の尊重」「平和主義」と書いてあり、私たちが選挙で選んだ人たちはこのことを守らなければなりません。(私たちが法律を守らなければいけないのと一緒です。)私たちの一番身近で憲法を守らなければいけないのは、首長、議員や公務員です。

 ひとつ例をあげましょう。
 親子で服を買いに行きました。ある親子は親のほうが「あなたにはこれが似合う」と子どもにすすめます。また、ある親子は子ども自身が「これが着たい」と選びます。子どもを主権者と考えたとき、「自分が主権者」と自覚できるのはどちらでしょうか。首長などを親と考えたときに、主権者の子どもを尊重しているのはどちらの親でしょうか。

 

 私たちが主権者

 国は法律を作り自治体は条例を作って、私たちを統治しています。一番身近な自治体が、私たちの人権を保障する施策をとっているか、私たち自身が関与しチェックしていくことが大切です。そのためのしくみも整えていく必要があります。自治体だけでは人権保障が実現できないとき、都や国に求めていく。これからは、こうした考え方で憲法を見直す必要があるのではないでしょうか。今はどうか、ということもあわせて考えたいものです。

 

 

 自分たちで「決める・守る・変える」ためには、実践的な法教育も必要です。知らなければ、決めることも変えることもできません。でも、「理由はよくわからないけど守らなきゃ」だけがしっかりと身についているように感じます。「自分に関係のあることは、自分で決める」ということも身につけたいですね。

 (つづく)