子ども・子育て支援新制度は 子どもの育ちを支える制度か?

2014年11月8日 00時01分 | カテゴリー: 子ども, 議会報告

来年4月から始まる、子ども・子育て支援新制度。小金井市でも、関連する条例が提案されました。

 幼児教育・保育・地域の子ども・子育て支援を総合的に推進し、地域の実情に応じたものにするとのことですが、子どもの視点に立って育ちを支え、さらに保護者にとっても安心して利用できるものになっているでしょうか。可決した条例は、次のようなものでした。

提案された3つの新しい条例と1つの条例改正

  • 小金井市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例(新)
  • 小金井市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例(新)
  • 小金井市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例(新)
  • 小金井市学童保育所条例の一部を改正する条例

夏に行ったパブリックコメントでは、「小規模保育事業の保育資格者の割合を増やして欲しい」という声が多く寄せられています。しかし、国が示した基準に上乗せした条例にはなっておらず、多くの声に応えるものではありません。また、保育者が受ける研修の内容も、受講の義務がどこまで課されているかも、明確ではありません。

 保育者には、子どもの育ちを支える大事な役割があります。資格の有無だけでなく、充実した研修制度や余裕を持って保育にあたれる環境も必要です。施行規則も示されない状態では子どもの豊かな育ちを保障できるか確認できず、保育に関する条例に反対しました。国は「財源に消費税の増税分を充てる」といっていますが、試算では「不足」が現状。国の動向も見つつ、市の保育が充実するよう注視していくことが必要です。

 小金井の学童保育は、「質が高い」と言われています。来春から4つの学童保育所が民間委託になりますが、質を落とすことがないよう、運営協議会とともに市が作成した運営基準を条例に反映させることを求めました。