検証、検証、検証・・・議会改革に終わりはない①

2016年8月14日 20時58分 | カテゴリー: 市民参加, 活動報告, 議会報告

「小金井市議会の議会改革は進んでいる」というのを聞いたことがありますか。請願と陳情を区別なく審議する、ほぼすべての会議をインターネットでライブ配信し記録としてとどめて削除しない、一人から会派として成立するなど、他の議会と違うことを早い段階から取り入れ、実践してきたのが小金井市議会です。

 

《議会基本条例策定の背景》

2000年4月、地方分権一括法の施行により地方への権限移譲が進み、地方公共団体の自己決定と自己責任の範囲は拡大しています。地方分権一括法の施行以前は、国の法令に従って行われる事務について自治体が条例を定めることはできず、議会のチェックも及びませんでした。しかし今は、自治体が行う事務について条例を定めることができ、ほぼすべての事務に議会のチェックが及ぶようになりました。

議会基本条例が全国で初めて制定されたのは2006年5月、北海道栗山町議会です。小金井市では、2011年3月に陳情を採択し策定作業に入りました。足掛け5年の年月をかけて制定した小金井市議会基本条例は、8月1日施行となりました。

 

《そして、議会報告会》

小金井市議会は基本条例に基づいた議会報告会を10月23日(日)に行います。2012年5月に試行の議会報告会を2015年8月29日、9月6日には、条例(案)の市民説明会を行ってきました。

全国で701自治体(そのうち市は415)、多摩26市でも8市が基本条例を制定(2015年9月時点、自治体議会改革フォーラム調べ)している今、議会報告会自体は、特に目新しいものではなくなりつつあります。議会として何を伝え、今まで拾いきれなかった市民の声をどれだけ聴くことができるのかが小金井市議会に出されている宿題だと考えています。