検証、検証、検証・・・議会改革に終わりはない④

2016年8月14日 20時59分 | カテゴリー: 市民参加, 活動報告, 議会報告

《議会改革度調査2015》

早稲田大学マニフェスト研究所が2010年度から行っている調査で、この研究所が掲げる観点での議会改革のランキングを知ることができます。小金井市議会事務局も、この調査に回答しています。

 

 

2015年度 311位 情報共有157位、住民参加565位、機能強化364位(1460議会中)

2014年度 102位 情報公開8位、住民参加110位、機能強化536位(1503議会中)

2013年度 127位 情報公開12位、住民参加171位、機能強化495位(1444議会中)

2012年度 77位  情報公開 31位、住民参加57位、機能強化320位(1371議会中)

2011年度 ランク外(1356議会中)

2010年度 84位 情報公開82位、住民参加181位、機能強化189位(1356議会中)

 

マニフェスト研究所では、調査の目的を

(1)全国の議会改革がどのような状況・傾向にあるか、確認する指標として活用すること

(2)議会自身が改革度を数値で把握することで自己評価や改善をし、善い政治を競う「善政競争」を促すこと

とし、調査の観点は

(1)情報共有(本会議などの議事録や動画、税務活動費・視察結果の公開等)

(2)住民参加(傍聴のしやすさ、議会報告会などの実施、住民意見の聴取等)

(3)議会機能強化(議会本来の権限・能力を発揮するための機能強化状況等)

それぞれの改革度合いを数値化し、ランキング化しています。

議会基本条例が初めて策定されてから10年目の節目である今年は、調査の視点に、議会だよりの改善やSNSの活用、シティズンシップの取り組みや議会報告会の充実の工夫、住民意見を政策につなげるしくみ、議会基本条例の検証、PDCAサイクルの強化、所管事務調査のテーマ設定、など新たな視点が盛り込まれています。ここに列挙した視点は、これから小金井市議会が一つひとつ合意を取りながら取り組んでいかなければいけない課題です。「順位に一喜一憂する必要も、マニフェスト研究所のかかげる視点にとらわれることもない」のかもしれませんが、傍聴しやすい環境を一つとっても建物の限界があり、どなたでも気軽に足を運んでいただける状況にはありません。であれば、それ以外の方法で傍聴しやすい環境を整える必要があるのです。

 

小金井市議会は、かつて議会改革が進んでいた議会でした。今は進んでいるとはいえなくなってしまいました。でも、議会基本条例を作り「これからも改革を続け、市民のみなさんの役に立つ議会になります」と約束をしたのです。他自治体のように、強力に議会改革を推進する議員も議会事務局員も小金井市議会には今のところいませんが、今以上の後退をしないように前に進んでいきます。